2008-08

第三回進路支援研究部会

第三回の研究部会は、洗足学園中学・高等学校の伊勢先生を講師にお迎えし、「進路指導における、コーチングとティーチングのバランスを考える 〜生徒の力を最大限に生かすために〜」というテーマで開催した。当日は、高校の教員、教員志望の大学生、プロコーチ、メディア、大学職員など、11名が参加した。

第3回進路以遠研究部会001

講師の伊勢先生による発表


伊勢先生は、コーチングを活用し、大学進学の実績を飛躍的に伸ばしたことで、校内表彰もされている。会では、伊勢先生がかかわった2人の生徒の事例を元に、生徒の力を信じることの大切さ、生徒自身に資源をたな卸しさせることの大切さが説かれた。

第3回進路以遠研究部会005

参加者から活発な意見が飛び交った

個人的に一番印象に残ったのは、一人の生徒が激変した際、「今まではいちいちうるさいと思っていたけれど、先生たちが本気になって自分を見てくれることに気づいた」と生徒自身が述べた事例である。声掛けの当初は「なぜわたしにだけ、うるさく言うのか」とコミュニケーションを拒否されていたが、実際には、その声がけ一つひとつがその生徒の心に響いていたのである。

大勢の生徒を相手にする日常では、声がけしても反応のない生徒は、ついつい注意を払わなくなってしまう。しかし、この事例でもわかるとおり、表向きは反応がなくても、内心は色々と感じているということがわかる。反応がなくても声をかけ続ける。気持ちは必ず何らかの形で伝わるものなのだ。

「うざいんだよ!」

第3回進路以遠研究部会007

最後は、「生徒の力を最大化する進路支援」のアセスメントを皆で作成


我々大人は多感な子どもからこのように吐き捨てられることがある。しかし、うざがられるぐらいが丁度いいのかもしれない。最悪な対応は、無視すること。研究会で、声がけの大切さを再確認した。

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