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2/22第二回進路支援研究部会

HPでご案内していた、学習コーチング「第二回進路支援研究部会」が開催されました。参加者は、15名。小学校から高校、大学、そして特別支援教育に携わる人まで、幅広い方のご参加により、様々な角度から意見や質問が飛び交い、あっという間の二時間でした。
当日は、朝明高校の鈴木先生が開発された、セルフ・コーチング・プランナー「オーパ」を通した生徒の進路支援に就いて発表がありました。詳細について触れるスペースはありませんが、以下、個人的にメモした一部をご紹介します。
○ 日々の振り返りシートであることに変わりないが、名称を「オーパ」にしたことにより、気になる生徒に対し、「生活振り返りシートに取り組んでいるか?」の代わりに「最近、オーパしてる?」という声がけができるようになり、生徒の振り返り習慣に対する心理的な敷居が低くなった。
>>なるほど。ネーミングまでは頭が働きませんでした。大いに参考似せてもらいます。
○ 企業に就職した生徒の中に、ほんのちょっとしたリクエストや意見が言えずに簡単に離職する生徒がいる。オーパは、自己表現の練習の場でもあり、有効。結果的に、「オーパ」実践後、早期離職率は、3年前の30%から15%に軽減された。
>>会で紹介された事例のほとんどは、職場におけるコミュニケーション力の欠如によるものでした。その点がマスコミでも問題視されていますが、具体的な事例を見ることで、改めて高校時代に訓練しておく必要性を感じました。
○ 当初、自己評価の点数化を課していたが、評価に対するアレルギーがあり、生徒の評判は良くなかった
>>今。個人的に開発しているシートには、自己評価を書かせる欄があります。一見、生徒は普通に取り組んでいるように見えますが、今度、実際にはどんなイメージを持っているのかヒアリングしてみようと思います。

○ やる気のない生徒と向き合うとき、いきなり「やればできる」てきなモードで入るより、「このままで、どうなると思う?」といった、ネガティブなモードで入るほうがいい。なぜなら、自己否定している生徒は、ネガティブな言葉に反応するから。反応した後に、ポジティブなモードに持っていくのがコツ。
>>これは目からウロコでしたね。ついつい「人生、そんなに苦しいことばかりじゃないぞ」と励ましモードから入りがちですが、たしかに生徒の目線からすれば、ネガティブモードの共感から入るほうがいいかもしれませんね。
○ 理想は、1to1のコーチング。しかし、現実的には教員が割ける時間には限りがあるので、セルフコーチングガ一番。
>>鈴木先生は、カウンセリングやNLP、協同学習やマインドマップなど、実に様々な手法を研究されています。そのすべてを研究した上で、コーチングをベースとしたコミュニケーションをとられ、研究をされています。鈴木先生のコメントを聞き、大いに勇気付けられました。
○ 「オーパ」に取り組ませ、それに対して担任がコメントを書くことによって、生徒とのコミュニケーションが改善したこともある
>>これは実際にあるでしょうね。たとえば、面と向かって言いにくいことでも、メールや手紙なら言えることってあると思います。文字に残りますし、生徒はなにかあったときに担任の承認コメントを見て、励まされることもあるでしょう。
by 佐々木
研究会の中では、実際に「オーパ」の一部をコピーし、1週間を振り返る時間がありました。時間は三分。短いという人もいれば、意外と長かったという人も。どちらにしても、ちょっと立ち止まり、振り返る時間を持って、思いや計画を文字に書き出すことは非常に有効であると改めて感じることができました。

キャリア教育で、将来の夢や計画を書かせる学校はたくさんあります。しかし、その多くが「やらせっぱなし」で振り返りをしません。結果的に、一年の計のように、毎年前回書いたことをなぞり書きしておしまいというパターンが多いように思います。その意味で、日々の振り返りを習慣化させる「オーパ」は、生徒自身が日々の進化を感じ取れる有効な手段だと思います。鈴木先生にはさらに研究を深めていただき、さらに進化した「オーパ」の紹介の場を年内に設けたいと思います。
次回の進路支援研究部会は、GW明け頃を予定しています。みなさまの参加をお待ち申し上げております。
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